電話de詐欺対策機器の無償配布、歴史資料等の寄贈について（令和5年9月1日）

　電話de詐欺（特殊詐欺）の被害が急増しています。
　令和5年7月末時点の市内での電話de詐欺被害件数は27件、被害額は1億円でした。残念ながら今年も被害が相次いでいます。
　電話de詐欺被害の根絶に向けて、市では、鎌ケ谷警察署や鎌ケ谷市防犯協会と連携し、様々な啓発活動を行っていますが、市で行う対策のひとつとして、65歳以上の高齢者の方を対象に「電話de詐欺対策機器」の無償配布を行ってまいります。留守番電話の設定などの対策と合わせて、ぜひご利用ください。

　このたび、鎌ケ谷市の旧家「徳田家（注釈）」より、江戸時代から昭和までの歴史資料と民俗資料を合わせて約7,000点ご寄贈いただきました。感謝申し上げます。
　徳田家（注釈）は、幕末から明治初期にかけては村役人、それ以降も村長、収入役を務めたほか、手広く商いをしていたことから、鎌ケ谷村や鎌ケ谷宿を語る上で貴重な資料も多く、これまでも市史編さんや企画展示での活用に際し、ご協力をいただいております。
　これらの資料は、鎌ケ谷市の歴史を語る上で欠かせないものであることから、整理を進め、今後も大切に保存し、市民の皆さんに公開させていただくなどして、活用してまいります。

（注釈） 徳田家の「徳」の右下部分は、正しくは「心」の上に「一」を表記した字となります。

令和5年9月1日

鎌ケ谷市長　芝田　裕美